| フォトメーターの操作例 |
| 同色原料(白色)混合時の フォトメーターの フルスケール設定 |
|
下記操作の動画説明(約2分20秒)はこちら(
高速用
中速用
低速用
)です。
(画像をクリックすると大きくなります) | |
| 同色原料のフルスケール設定 | |
|
|
同色原料のフルスケール設定をします。
（フォトメーターのツマミを初期位置に設定しておきます。） |
|
|
一方の原料は
カタクリ粉です。
カタクリ粉は芋から作った澱粉（スターチ）です。
|
|
|
もう一方の原料は
コーンスターチです。
コーンスターチはとうもろこしから作った澱粉です。
カタクリ粉の色もコーンスターチの色もLabで表すと同じ値だそうです。 |
| 原料の反射光量の大小を比べる | |
|
| フォトメーターのツマミ初期位置のまま比べると、どちらも5.00以上に振り切れましたので、 |
|
|
ATT
ツマミを1/5(左へ廻す)に落として
２つの原料の反射光量の大小を比べます。 |
|
|
カタクリ粉の反射光量は3.47
コーンスターチの反射光量は3.79 でした。 |
| 反射光量の大小 が判りました | |
|
|
コーンスターチの反射光量
＞
カタクリ粉の反射光量
が判りましたので、 フォトメーターのフルスケール設定は
カタクリ粉でゼロ調整
その前に、先程1/5に落とした ATT ツマミを元の位置(1/5 => 1) に戻しておきます。 |
| ゼロ調整 | |
|
|
カタクリ粉（反射光量：小）でゼロ調整をします。
フォトメーターのプローブ先端をカタクリ粉に当てます。
ゼロ微調ツマミを右に廻して、LED表示器の値が0.00になるように調整します。
|
| ゲイン調整 | |
|
|
コーンスターチ（反射光量：大）でゲイン調整をします。
フォトメーターのプローブ先端をコーンスターチに当てます。 原料の色の違いが殆ど無い為に、ゲイン調整ツマミが初期位置(10.0：ゲイン最大)でも、 LED表示器の値が(1.59となり）5.00迄上がっていません。 |
|
|
LED表示器の値を5.00にする為に
＝ 反射光の微小な違いを大きな差とする為に ＝ 更にゲインを上げる為に ゲイン２ＳＷをON (上へ上げる) にします。 |
|
|
ゲイン２調整ツマミを右方向に廻し、
LED表示器の値が5.00になるように調整します。
|
| 2回目のゼロ調整 | |
|
|
ゲイン２ＳＷをONにした場合はゼロ点も増幅されますので、もう一度ゼロ調整の必要があります。
カタクリ粉でゼロ再調整をします。
フォトメーターのプローブ先端をカタクリ粉に当て、
(注：0.00丁度にしないで少し大きい目に合せて下さい。特に高感度で測定する場合は原料の反射光量は各部で均一ではありません。今プローブが当たっている箇所よりも反射光量が小さい箇所があるかも知れませんので、0.50付近を目安に合せます。) |
| 2回目のゲイン調整 | |
|
|
ゲイン２ＳＷをONにした場合はゲイン調整ももう一度行う必要があります。
コーンスターチでゲイン再調整をします。
フォトメーターのプローブ先端をコーンスターチに当て、
(注：5.00丁度にしないで少し小さい目に合せて下さい。特に高感度で測定する場合は原料の反射光量は各部で均一ではありません。今プローブが当たっている箇所よりも反射光量が大きい箇所があるかも知れませんので、4.50付近を目安に合せます。) |
| フルスケール設定完了の確認 | |
|
|
上記フルスケール設定において
カタクリ粉の (在る箇所の) 反射光量は0.65でした。 |
|
|
上記フルスケール設定において
コーンスターチの (在る箇所の) 反射光量は4.77でした。 |
| これらの２つの原料を混合すると | |
反射光量が0.65から4.77の範囲内で変動し、混合時間と共にある値に収束していきます (収束値は混合比率により異なります。) | |
